ケニア カンゴチョ AA(中煎り)100g
¥1,150
なら 手数料無料で 月々¥380から
口に含む前から立ち昇る、なんとも奥深く芳醇な香り。
カシスの様な果実味と、ブラウンシュガーを思わせるコクのある甘さも顔を覗かせます。
力強さがありますが突出しているわけではなく、酸味やコク、甘さがとても良いバランスで調和した優秀なコーヒーです。
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・生産地について
ケニアの理想的な生産環境で生まれるコーヒーは、その複雑でリッチなフレーバーによって世界中で評価されており、現在ではアフリカのコーヒー産業を牽引し発展を遂げています。
カンゴチョ・ファクトリーは、ニエリ県カラティナの標高1600mに位置するウォッシングステーションです。
ギカンダ農協に所属する周辺に住まう781名の小規模なコーヒー生産者がこのファクトリーを利用し、チェリーを納入しています。
南西にアベルダレ山脈、北東にはマウントケニアが聳え立つ立地は、ニエリ県独自の地理的特性を持ちます。
年間を通して冷涼な気候と、適切な降雨期を齎し、時間を掛けて熟度を蓄えたチェリーが実る環境です。
また、マウントケニアの裾野に位置するカンゴチョファクトリー近郊は、水捌けも良く、ミネラル豊富な肥沃な土壌を有し、過去に表彰を受けるほど品質が評価されています。
農協は社会的責任とサスティナブルの観点から、フェアトレードも有しています。
節水と節電のため、近隣を流れるラガティ川を水源とした果肉除去のための水は、水源を汚染しないように、リサイクルウォーターとして貯水槽に貯めた後、ろ過されています。
廃棄された果肉は土壌の強化と有機養分の補充のため農家が育てるコーヒーノキの根覆いとして再利用も行っています。
生産者の生活の向上や、生産技術の向上にも力を注いでいます。
前述したフェアトレード認証の取得だけでなく、各農家へ農技師が訪問し、土壌の保全や栽培方法のレクチャー、農学的な技術提供を積極的に行い、生産量の増加や品質の向上により、農家の収益改善へ取り組んでいます。
また、生産者を集め、セミナーやトレーニングも積極的に行っています。
その他カンゴチョでは、利用する農家の医療費や学費などサポートするプログラムを用意しており、現金が必要な農家に対してサポートも行い、持続的なコーヒー生産と社会・コミュニティの形成に力を注いでいます。
・精製について
伝統的なウォッシュドプロセスに準拠し、チェリーが運び込まれた際に、再選別を行い、熟度を均一にします。
果肉除去後は一晩発酵槽でミューシレージを分解し、水路で水洗し、乾燥工程に移ります。
収穫期は気温が高いため、過度な乾燥や、ムラができないように絶え間なく攪拌を繰り返します。
選別や乾燥状態を細部までケアする事をとても重視しています。
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原産国:ケニア
標高:1,600m
地域:ニエリ カラティナ
農園:カンゴチョ・ファクトリー
品種:SL28・SL34・ルイル11
精製処理:Fully-washed
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※ 粉の状態をご希望の方は、使用している抽出器具を備考欄に記入いただければ、より適した挽き具合でお届けします。